トレーニング実践方法

ドライマウスを予防するトレーニング

いつも口で息をする口呼吸中心の呼吸法が口の中を乾燥させ、ドライマウスの原因になっていることは前述のとおりです。

 

口呼吸は、口のまわりの筋肉(口輪筋)が弱まり、口を閉じる力(口唇閉鎖力)が低下している方に顕著です。口を閉じる力が弱いと日常生活でも口が開きがちで、睡眠中も口呼吸になってしまうことが多いのです。

口輪筋の低下

口唇閉鎖力の低下

口呼吸

ドライマウス

ここで紹介するトレーニングで、まずは、あなたのお口のまわりの筋肉を鍛えましょう。

手軽にできるお口のまわりの筋肉を鍛える
トレーニング

口を閉じたまま、舌を上下の歯の間から前に出す

そのまま口は閉じたまま、舌で上の前歯をなめる

舌を前歯にあてた状態で、時計回りに回転させる(10回)

同じように、舌を逆回りに回転させる(10回)

※舌の回転は、最初のうちは身体に負担のないよう無理のない回数で行ってください

※ワンセットを1日2回程度目安に行うと効果的です

 

特別な道具も必要としませんので、いつでもどこでも手軽に行えます。

 

唾液(だえき)の分泌を促すことで、ドライマウスの防止に役立ちますが、唇のまわりの筋肉を鍛えることで、ほおのたるみや小鼻の脇の縦じわを改善し、口角が上がり、見た目が若々しくなるなど美容効果も期待できます。

ボタンを使ったお口のまわりの筋肉を鍛える
トレーニング

15~20cmのひもを通したボタンを用意する

ボタンを前歯と唇の間にはさむ

唇でボタンが外れないよう押さえながら、3秒間ひもを引っ張る

7~10回繰り返す

※ボタンはコートなどに使う大き目のものが良いですが、実際お口に入れて適当なものを選んでください

 

※ワンセットを1日2回程度目安に行うと効果的です

 

高齢者の誤嚥防止のため、実際にトレーニング指導している歯科医院もある方法です。唇のまわりの筋肉が衰え口が開きやすくなった高齢者は、ドライマウスによりのどの粘膜が乾燥して嚥下障害が起きやすいのでその予防にもなります。

口腔乾燥症、ドライマウスのお悩みや、シェーグレン症候群などについてご相談になりたいこと、米国歯科大学院卒のDr.天野が、お受けいたします。お気軽に メールください。